感覚評価を数値化し、金型の予防保全

【職金型・プレス職場の課題】

  • 金型の摩耗を感覚(経験値)で評価しているが、評価が難しい。
    →出来栄え評価を行うには、熟練した眼が必要であるため、見る人の熟練度によって、評価にバラつきが生じる。
    →プレス職場は若手の段取マンも増えているため、標準化された物差しが必要である。
  • 摩耗の限度を超えて使用し続けた場合、金型トラブルが生じる場合がある。
    →余分な金型修理が発生し、製品加工納期にも影響を与える。
  • 多品種少量生産のため、対象品番が多く管理に手間がかかる。

 

【山陽だから】

  • 摩耗評価を出来栄え評価から、数値(加工パンチ数)での評価・管理へと変更しました。
    →各金型ごとに、メンテナンスを行うパンチ数を設定することで、標準化されたメンテナンス頻度が設定できました。
    →金型の予防保全が行え、トータルして金型の修理・メンテナンス時間が削減できました。
    また、予防保全しておくことで、プレス加工時の急ぎの修理が減少しました。
  • 金型職場にて、メンテナンスのタイミングで、材質や形状に応じ適正なパンチ数の設定を行うことで、新規製品・設計変更製品の金型にも、最適なメンテナンスのタイミングを、設定しています。
  • 既に運用している、製品加工実績収集システムとリンクさせることで、多岐にわたる製品の管理を、余計な工数をかけずに実現しました。

『こんなこと、考えられないか』 がございましたら、山陽営業部までご連絡下さい!!