止め輪(サークリップ・スナップリング)製造
止め輪とは
止め輪は、軸や穴などに加工した溝へ取りつけることで、近接する部品の抜け止めの役割をする部品です。
JIS規格(JIS-B-2804)にも規定されており、広く使用されております。
形状によって、C型止め輪(Cリング、軸用/穴用)、E型止め輪(Eリング)、グリップ止め輪などの種類があります。
また、使用する製品のサイズや用途によって、JIS規格に無いサイズの止め輪を特注で製造し使用する場合も多いです。
サークリップ・スナップリング・リテーニングリングなどと呼ばれる場合もあります。
特長
山陽では、お客様のご要望に応じた、オーダーメードで止め輪の製造が可能です。
製造メーカーからの直接販売ですので、製造メーカーの顔が見え安心してご依頼いただけます。
製品設計の際に、JIS規格や市販寸法で目的の止め輪が見つからないケースも出てくるかと思います。
オーダーメードですので、細かな仕様調整も可能です。
(例、サイズ(内外径・板厚)、材質、異形状、表面処理、熱処理(硬度) 等々)
用途について
用途:自動車・二輪車・農業機械・建設機械等 機械全般 など
材質:鉄・ステンレス・硬鋼線・ピアノ線 など
製品事例
スナップリング(偏心タイプ)
内外形の中心が異なるタイプの止め輪です。
一般的にプライヤー等で広げて軸方向から取りつけます。
スナップリング(同心タイプ)
内外形の中心が同じタイプの止め輪です。
一般的にプライヤー等で広げて軸方向から取りつけます。
サークリップ(丸線タイプ)
線材(SW-B、SW-C、SWP-A、SWP-B)などで作られた止め輪です。
止め輪(半割タイプ)
板材で作られ、2枚1セットで使用されるタイプの止め輪です。