CO2ロボット溶接

CO2ロボット溶接とは

CO2溶接（炭酸ガスアーク溶接）とは、自動的に供給される溶接ワイヤーを電極に用いて、電極と母材間に高電圧を加え、高電流を流すことで起こるアーク放電によって生じる熱を利用して溶接します。
*シールドガスには二酸化炭素を用いています。
*シールドガスとは、溶融金属が酸化するのを防止するために使用されるガスのことを意味します

特長

①溶接スピードが速く、溶け込みも深くなるため、作業効率が非常に良い
②スラグと呼ばれる不純物が発生しない（スラグの除去工程を削減）

ロボットでの作業は次のような特徴が上げられます。
①繰り返し同じ作業が出来る
②誰が作業を行ってもバラつきがなく、同じ品質のものが出来る
③溶接忘れ（うっかりミス）防止
④安定的な生産が可能

製品紹介

CO2ロボット溶接を使った製品の事例を紹介します。

■鉄の溶接事例

ブラケット（エンジン部品）
材質ＳＰＨＣ×ＳＰＨＣ
ｔ＝９．０
業界：ディーゼルエンジン

■ステンレス（SUS）の溶接事例

ロボット溶接機を導入しており複雑な溶接形状でも安定した加工が可能です。