ショットピーニング

ショットピーニングとは

ショットピーニング加工は、金属表面に無数の鋼球を高速度で衝突させ部品の疲労強度のアップを図る技術です。
航空機や自動車などの高度なバネや金属部品の信頼性、軽量化、耐久性を要求される部品に欠くことのできない技術です。
鋼球が高速度で衝突すると、バネの表面がへこみ丸いくぼみができます。
従って、ショットピーニングを行った面は無数のくぼみでおおわれ、梨地状となります。

特徴

ショットピーニングの主な目的は、バネの疲れ強さの向上です。
疲れとは負荷が破断荷重以下であったとしても、繰り返し加わることでバネが破損する現象です。
ショットピーニングを施すことで、バネの疲れ寿命を向上させることができます。
その他、摩擦係数を上げるために処理をする場合もございます。

用途や材質について

用途:自動車、家電、建材、産業機器、農業機械など
材質:SWPA、SWPB、SUS304WPB等
線径:2.0~6.0

製品事例

ショットピーニングの製品事例をご紹介します。

必要とされる形状に合わせた対応ができ、量産対応も可能です。また、機能からバネ形状の設計製作もお受けいたします。必要に応じ部品と組付けた状態でも納品できます。