ばね成形二次加工のロボット化

従来の方法

ばね形状でフックの長い製品は、NC成形機の機械構造上、どうしても2次加工で手作業による片側フック成形が残ってしまいます。そのためバッチ生産となり、中間在庫ができて加工リードタイムが増えてしまったり、在庫ロスが発生してしまっていました。

山陽からの改善提案

NCばね成形機とロボット設備を組み合わせを提案し、一貫生産を実現しました。その結果、下記のようなメリットが発生しました。

  1. ロボットを駆使して2次加工から梱包まで一貫した生産し、リードタイム短縮
  2. リードタイムの短縮・省人化でコスト低減につながる
  3. 中間仕掛在庫をゼロ化

NC成型機で、第一フック・コイル部 加工後、ロボットにてばねをハンド

ロボットでハンドした状態のまま、ベンダー治具にて、第2フックを加工

第2フック成形後、専用トレーに入数管理して、テンパ炉へロボットで挿入