改善の取り組み
① 生産実績からの改善活動
山陽ではすべての生産品の生産実績(いつ・誰が・何を・いくつ・どれだけの時間で等)を収集・蓄積しております。
この実績データベースから「なぜ、工数がこんなにかかっているのか?」「なぜ、これだけロスがでているのか?」といった視点から、品番単位でターゲティングし、継続的に改善を行っています。
② 改善手法を実践で学ぶ
職場で効率的な仕事ができる実践力や、経営のあらゆる場面で生産性の向上策を創る設計力、固定概念を打破できる発想力を培い、改善活動に貢献できる人財を育成するために、製造系・事務系問わず入社2~3年目の社員を対象に行っています。
動作分析・時間研究・稼働分析・工程分析といった分析・改善手法を、まず座学で学び、その後実際の生産ラインを見て分析し、分析結果から問題点・改善ポイントを見つけ、改善案の立案をし、採用されたものは実際にライン改善を行うといった実践形式のトレーニングを、4回/年行っています。
座学による改善手法の学び
座学による改善手法の学び
実際の生産ラインを見て分析
問題点や改善ポイントの洗い出し
改善案の立案
③小集団活動
山陽国内3拠点で、合計18グループが小集団活動を行っております。
毎年2回改善発表大会を開催しており、全グループが1回/年改善成果を発表できる場を設けております。
発表大会はWEB会議システムで3拠点をつなぎ、全社員が参加して行われ、過去77回開催し38年以上続く山陽の伝統となっております。
④ 提案制度
改善活動活性化のため、山陽では提案・表彰制度を取り入れております。
日々の仕事の中での小さな気付きの提案から、大きな成果を上げる提案まで、毎月100件以上の工夫創造提案が行われております。
大きな成果を上げた提案内容には表彰を行い、全社員で共有しております。