プレス(金型)品の短納期立ち上げ事例(40日で量産開始)

製品概要

材質                       鉄
大きさ       500✕400✕120程度
流動数       10,000個/年間
金型製作期間    10~31稼働日(部品による)
量産初回納入まで  40稼働日
総面数       22面(プレス15面・溶接治具7面)

プレス金型製造が短納期で可能な理由

山陽では、毎月30~40面のプレス金型を新規立上しております。

金型の基幹パーツの標準化を行うことで、設計時間の短縮を行っております。

金型の加工設備(マシニングセンター・ワイヤーカット等)を社内に保有し、社内加工を行うことで、リードタイムの短縮を行っております。

 

金型製造から製品完成までの一貫した生産体制

この製品は、製作依頼から量産開始まで、稼働日で40日しかありませんでした。

山陽では金型製作を社内で行っており、金型の調整時に必要となる試打ちを量産で使用するプレス機で行うことができます。

それにより、量産プレス機で再度試打ちする等の時間が短縮され、調整時間を最短にし、量産移行することができます。

このことは、プレス金型に限らず、後工程の溶接治具においても同じで、治具設計・組付け調整・トライ・寸法検査まで一貫して社内で行うことで、それぞれの工程のリードタイムを最短で行い、お客様のご要望の納期に間に合わせることができました。