板ばね(板バネ)

板ばね(板バネ)とは

板ばね(板バネ)はそのまま板状のばねの事を指しています。
板ばね(板バネ)は曲げ変形による復元力を利用したものが多く、ばね用の薄板鋼材を使用し、プレス加工等で成形するのが一般的です。
また、厚板のものでは、ばねとしての作用だけでなく、構造物の一部として使用される場合もあります。

板ばね(板バネ)の特長

板ばね(板バネ)は自動車部品や、電機機器部品・文具など身の回りに広く用いられています。
例えば皆様が目にする機会の多い書類を挟むクリップやトングなども【板ばね(板バネ)】に分類されます。

押える・留めるといった使い方から、耐久性向上・軽量化を目的として用いられる場合もあります。

板ばね(板バネ)用途や材質について

用途:自動車、家電、建材、産業機器、農業機械など
材質:SK85、S60C、SUS304CSP、SUS301CSP等
板厚:0.3~3.0

①薄板ばね(バネ)
薄い板形状をしており、最も多用されているばね(バネ)です。

②皿ばね(バネ)
円の中心をくり抜いた形状をしています。

③渦巻きばね(バネ)
板状の素材を渦巻き状に巻いているばね(バネ)です。
ゼンマイはこれを指しています。

山陽の強み

山陽(大阪工場)では、ばね(バネ)用ステンレス鋼帯・ばね用冷間圧延鋼帯などの板材から、押え板ばね(バネ)、薄板ばね(バネ)、
ウェーブワッシャ、クリップ、渦巻ばね(ゼンマイ)、皿ばね(ばね)などの製品をプレス加工・マルチフォーミング加工で製造しております。

規格品には無い、特殊な形状を作りたい場合にご依頼をいただくことが多く、使用方法をうかがい、試作時から量産を踏まえた設計・加工が可能であり、形状・材質等のご提案も行っております。

加工時に使用する金型の製作から自社で行っております。

価格のお問い合わせがございましたら、お問い合わせフォームよりお見積りを承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

板ばね(板バネ)の製品事例

板ばね(板バネ)の製品事例をご紹介します。

薄板ばね(バネ)

SK85焼き入れ焼き戻し鋼帯(リボン地)
t=0.1
業界:エンジン部品

薄板ばね(バネ)

材質SUS(バネ用ステンレス鋼板)
t=0.5

業界:産業機器

薄板ばね(バネ)

材質SUS(バネ用ステンレス鋼板)
t=0.3

業界:事務用機器

薄板ばね(バネ)

材質SUS(バネ用ステンレス鋼板)
t=0.3

業界:建築部品

薄板ばね(バネ)

材質SUS(バネ用ステンレス鋼板)
t=0.3

業界:車両部品

薄板ばね(バネ)

材質SUS(バネ用ステンレス鋼板)
t=0.4

薄板ばね(バネ)

材質SUS(バネ用ステンレス鋼板)
t=0.5

業界:繊維機械

薄板ばね(バネ)

材質SUS(バネ用ステンレス鋼板)
t=0.5

業界:産業機器

薄板ばね(バネ)

材質SUS(バネ用ステンレス鋼板)
t=0.6

業界:バイク

薄板ばね(バネ)

材質SUS(バネ用ステンレス鋼板)
t=0.6

薄板ばね(バネ)

材質SUS(バネ用ステンレス鋼板)
t=0.8

業界:建築

薄板ばね(バネ)

材質SK85(左:焼き入れ焼き戻し+ディッピング)
t=0.8

業界:バイク

薄板ばね(バネ)

材質SK85(焼き入れ焼き戻し)
t=1.0

薄板ばね(バネ)

材質SK85(焼き入れ焼き戻し)
t=2.0

業界:農業機械

皿ばね(バネ)

ウェーブワッシャ
材質SUS(バネ用ステンレス鋼板)
t=0.2

サンヨウ先生ばね(バネ)Q&A

Q:お客様から(ばね)バネのへたりを心配する声があがりました。
そもそもばねのへたりとは何ですか?

A:ばねに荷重を加え、取り除くと復元しようとする力(弾性変形)を私たちは利用していますが、使用中に元の形へ戻らなくなることがあり(塑性変形)
これを【へたり】といいます。

もっと簡略して御説明しますとバネが持つ弾性限を超える力がバネにかかるとへたります。
この弾性限は、材料の引張強さと一定の関係があり、材質や形状寸法などからある程度計算可能です。
山陽では開発設計からお手伝いをさせていただいておりますので、是非一度お問い合わせください!