フリーストップ機構を独自ラインによって組立

フリーストップ機構とは?

扉やカバー、レバーなどを任意の位置で止められるよう
構成された機構のことを指します。

どの角度でも無段階で調整が可能なため、
製品の操作性・作業効率のアップに貢献します。

フリーストップ機構の使われている所は?

作業機のアクセルレバー(作動中の振動が発生してもレバーが動かないようにする)
ノートパソコンの液晶モニター
自動車のサンバイザー

など、あらゆる用途が挙げられます。

山陽の機構組立ライン事例

製品事例

組み立て部品点数:14点

プレス品、線ばね、溶接を自社工場内で対応。
JIS規格品は購入しております。

お客様のお困りごと
  • 操作レバーの動作テスト中に荷重がバラつく。
    フリーストップ機構を実現するため、操作レバーの荷重を一定に保つ必要がある。
  • 操作レバー作動時のセンサ電圧が組立工程でしか確認できない。
  • 専用検査機による測定が必要となり、組立・検査・調整で、サイクルタイムが長い。

山陽のご提案

組み立て・検査・調整が
一個流し出来るラインを工程設計。
測定値をデータ化、要因分析

  • なじませる工程と測定を自動化
    全数トルク確認と電圧測定をインライン化、
    全数品質保証を実現

結果

操作トルクの安定性向上とサイクルタイムの短縮

  • 操作レバーを最大動作範囲で作動させることにより操作トルクが安定すると判明
  • 専用検査機で測定しながら、組立工程をおこなうことでサイクルタイムを短縮

山陽の機構設計・組立・検査

「ブラックBOX化された機能部品を再設計・開発したい」
「コストと機能を満たす機構を製造したい」

金属加工・機構設計でこのようなお困りごとはございませんか?
山陽ではプレスやカシメ、ばね加工をはじめとした加工技術のご提供だけではなく機構設計の段階からお客様をサポートいたします。

また、設計後の組み立てから検査、調整まで一貫して対応可能です。
お気軽にご相談ください。