Tig溶接

Tig溶接とは

Tig溶接とは、Tungsten Inert Gas(タングステン不活性ガス)溶接を略したもので、タングステンを電極に用いて、電極と母材間に高電圧を加え、高電流を流すことで起こるアーク放電によって生じる熱を利用して溶接します。
不活性ガスにはアルゴンガスやヘリウムガス等が用いられています。

特長

①ステンレス等の鉄以外の溶接も可能
②溶接の品質が良い
③溶接部の仕上がりがきれい

▶薄板や細線、複雑な形状等、精密さが要求される溶接に向いています

用途や材質について

用途:薄物・細物の溶接や、ステンレスの溶接
材質:鉄、SUS

製品紹介

■鉄の溶接事例


ミュール
レバー×ブロック
材質SPHC
t=4.5
業界:農業機械

■ステンレス(SUS)の溶接事例


ローター(草刈り機用部品)
材質SUS304
t=2.0
業界:農業機械

ロボット溶接機を導入しており複雑な溶接形状でも安定した加工が可能です。