山陽グループの線バネ加工について

山陽のグループ会社のサングレス株式会社(鳥取工場)では、線バネの成形を行っております。今回は、線バネ加工についてご紹介いたします。

約70年前の創業時は富士精密発条製作所としてバネ屋からスタートしております。
 
加工している線バネの種類
・圧縮ばね(Φ0.5~Φ3.5)
・引張りばね(Φ0.5~φ3.5)
・ねじりバネ(Φ0.5~φ6)

サンヨウ君

バネ職場の取組内容

古いタイプの機械では手曲げ工程がありました。
 
大型NCフォーミングマシン RX60を導入し、手曲げ工程がある製品を、フォーミングで一発成形するように改善を進めております。

・手曲げ工程の削減
・手加工での切断工程の削減

などで、現在まで26品番の改善を行っております。

バネ製作時の豆知識

機械の性能上、製品のストレート部分が短いと、手加工工程になる可能性があります。
機械で一発成形を目指して、工数の掛からない設計をご提案いたします。

1年間のバネ製作数

圧縮ばね 12,375,336個
引張り・ねじりバネ 9,732,571個

ばねの設計から製造まで一貫してお任せください

山陽は複合加工を得意とし、プレス、ばね、切削、接合、組み立てなど多くの加工を社内で一貫して対応できます。
製品のコストダウンや再開発・設計、加工工程での課題は山陽へお任せください。

山陽の加工技術一覧はこちら