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製品全体の軽量化を検討するにあたって、各構成部品の重量を見直すことは重要です。
一般的に部品を軽量する際には、
・材料の減量(形状を変更) ・使用材料の変更 ・パーツそのものの変更
といった手段が考えられます。
ただ、こういった軽量化と、要求性能を満足させることの両立は容易ではありません。
今回は当社の事例の中から、車載用のプレス部品の軽量化事例をご紹介します。
製品の軽量化に向けて、検討するべき内容は以下が考えられます。
・比重の低い材質に変更する ・市販性のある材料か確認 ・余分な肉を抜いて軽くする ・板厚を薄くする
・板厚を薄くした分の強度をリブで補う ・強度を満足させることが出来るか確認する ・費用対効果があるか比較する など
部品の肉抜き・補強を提案
軽量化のため薄板に変更、肉抜き部を多くする方向で進め、 製品強度を上げなければ機能しないので、特殊鋼を使い熱処理で強度を確保
材料はSPCCからSK85へ変更。 -1.2mmの薄板化・-40.2gの軽量化を実現いたしました。
熱処理による変形が懸念される問題も、 熱処理品の経験値からクリアし、精度と後工程の加工性を確保しています。
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プレス機は全部で56台あります。 自動機、単発機、お客様の数量に合わせての最適な加工をご提案します。 金型も内製しているので、日ごろのメンテナンスも問題ございません。
加工種類:R面押し加工、バリ潰し、シェービング加工、絞り加工、曲げ加工、潰し加工、バーリング加工
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